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建築物の既設の塀(ブロック塀や組積造の塀)の安全点検について

更新日:2022年04月01日

ブロック塀等の安全確認をしましょう

平成30年6月18日に大阪府北部を震源とする地震が発生し、ブロック塀の倒壊による事故が起きました。

所有者・管理者の皆様には、災害時に備えていただきますよう以下についてお願いいたします。

 
1.外観をご自身でチェック

下記の表で安全点検の結果、ひとつでも危険性が確認された場合は、付近通行者への速やかな注意表示及び専門家へ相談の上、補修・撤去を行ってください。ブロック塀なのか組積造の塀なのかは、施工した業者にて確認してください。

塀の外観チェックの説明

■チェックポイント表

チェック表
チェック項目 ブロック塀のポイント
(鉄筋で補強されたブロック造の塀)
組積造の塀のポイント
(鉄筋の補強がないブロック塀・レンガ造・石造)
塀は高すぎないか
・塀の高さは地盤から2.2m以下であるか。
 

・塀の高さは地盤から1.2m以下であるか。
 
塀の厚さは十分か
・塀の厚さは10cm以上である。
(塀の高さが2.0mを超え・2.2m以下の場合15cm以上)
・壁頂までの垂直距離の1/10以上であるか。
控壁はあるか ・塀の長さ3.4m以下毎に、壁面から塀の?さの1/5以上突出した控え壁がある。(ブロック8個で3.2m)
・塀の長さ4m毎に塀の厚さの1.5倍以上突出した控壁があるか。(ブロック10個で4.0m)
 
基礎はあるか ・コンクリートの基礎があるか。
・コンクリートの基礎があるか。
 

塀は健全であるか
 
・塀に傾きやひび割れはないか。 ・塀に傾きやひび割れはないか。

 


2.専門家に相談

以下の確認には、一部破壊・掘削が必要となります。


<ブロック塀>

・塀の中に直径9mm以上の鉄筋が、縦横とも80cm間隔以下で配筋されているか。

・縦筋は壁頂部及び基礎の横筋に、横筋は縦筋にそれぞれかぎ掛けされているか。

・基礎の根入れ深さは30cm以上か。



<組積造>

・基礎の根入れ深さは20cm以上か。

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