新規就農を目指している方へ
雄武町で農業をはじめてみませんか?

雄武町は北海道の北東部、日本最北の稚内市と世界自然遺産「知床」で有名な斜里町のちょうど中間点に位置し、オホーツク海の豊富な海産資源と広大な大地を利用した畜産資源に恵まれた「自然と資源の豊かな町」です。海岸から南西に伸びる大地には緑輝く牧草地が一面に広がっています。
海と山に囲まれたオホーツクの大地で、農業に挑戦してみませんか?
雄武町では、新たに農業を始めようとする人に対して、奨励金交付等の支援を行っています。
雄武町の農業について
就農者の条件
個人経営の場合
経営責任者の年齢が概ね23歳以上40歳未満の者で配偶者又は18歳以上60歳未満の同居の親族を有している方
共同経営の場合
概ね20歳以上30歳未満の者が3名以上農業経営に参加する方。
支援の内容
- 認定を受けた新規就農者に対し200万円の奨励金を交付します。
- 農協リース事業等で整備導入した施設、機械及び乳牛の賃借期間(5年以内)に係る賃借料の2分の1について奨励金を交付します。
- 上記リース終了後、買い取った施設・機械に対する固定資産税について、賦課された年度から5年間、固定資産税の額を限度として奨励金を交付します。
- 経営を開始するための借入金の5分の1(限度額 1,000万円)を補助金として交付します。
- 4に規定する農業経営に必要で借入した制度資金等に対して、借入の年度から5年間、2分の1の範囲内で利子補給します。
(例)
- 新規就農(1年目) 新規就農奨励金200万円を交付。
- 1年目~5年目 農協から施設、機械及び乳牛をリース。そのリース料の2分の1を奨励金として交付。
- 6年目~10年目
- 農協から施設、機械及び乳牛を買い取った後に発生する固定資産税の額を奨励金として交付。
- 経営の安定を図るため、借入金の5分の1を限度に200万円を奨励金として交付。
- 制度資金借入利子の2分の1を利子補給。
国や北海道の支援制度
- 農業次世代人材投資資金(年150万円を最長5年間)…農林水産省事業
- 青年等就農資金(借入限度額3,700万円)…株式会社日本政策金融公庫
就農相談窓口
雄武町・興部町では、町、農業委員会、指導農業士、北オホーツク農業協同組合、普及センター等を構成員とした「北オホーツク農業担い手対策協議会」を設立し、離農予定者からの情報を集約し、新規就農者とのマッチングや受け渡しを行っています。
雄武町での新規就農に興味を持たれた方は、以下の問い合わせ先までご連絡ください。
北オホーツク農業担い手対策協議会
住所:北海道紋別郡興部町字興部518番地
北オホーツク農業協同組合 担い手対策課内
電話番号:0158-82-2101
新規就農応援隊
北オホーツク農業担い手対策協議会では、新規就農を目指す意欲あふれる優秀な人材が円滑かつ安心して就農できる体制作りを目的として「新規就農応援隊」を結成。就農から就農後のサポートまでを行っています。

新規就農者の山田さんご夫妻と新規就農応援隊の皆さん

営農開始に向け牛舎の清掃をお手伝い
新規就農者特集
広報おうむ
令和5年10月に新規就農した山田さんご夫妻が、広報おうむ2023年11月号「フレッシュトーク」で紹介されました。
新規就農者の声
新規就農してから約9ケ月が経過した山田さんご夫妻に6月11日(水曜日)、高橋町長とお話しを聞いてきました。
【町長】
新規就農して約9ケ月が経過しましたが、現在の状況はどうですか?
【山田さん夫妻】
地域の方から提供いただいた親牛44頭と自分のところで産まれた子牛12頭で酪農を行っています。
新規就農する前も酪農の仕事をしていましたが、従業員の立場と自分で農場を経営するのとでは様々な面で違いました。今は徐々に仕事にも慣れてきたところです。
【町長】
山田さんご夫妻が目指す酪農はどういったものでしょうか?
【山田さん夫妻】
粗飼料を主体とした放牧酪農により、健康的な牛を育て、長命連産な循環型農業を目指しています。それをゆっくり楽しんで行うことが自分達のライフスタイルです。
【町長】
雄武町の農業の感想を教えてください。
【山田さん夫妻】
自分達の年齢を考えると雄武町(北オホーツク農協)の手厚い支援(特に農協リース事業奨励金)が無ければ新規就農できていなかったと思っています。
また、経営が軌道に乗った段階で夢である放牧酪農に転換しようと考えていましたが、地域の方の支援により、考えていたより早く放牧できる状態になりました。
地域の方からも頻繁に声をかけてもらっており、雄武町で新規就農して良かったと思っています。
当日は放牧を行っていませんでしたが、お話しを聞いた後日、放牧風景の写真を撮らせていただきました。海がみえる絶好のロケーションで牛が放牧されていました。


各種パンフレット
北オホーツク農業担い手対策協議会
主な活動内容
- 各種奨励金の交付
- 新規就農研修・農業体験実習生の受け入れ
- 座学研修(デーリィスクール)の開催
- 新規就農応援隊
- 新規就農フェアへの出展
- 後継者対策の実施(婚活交流会)

北オホーツク農業担い手対策協議会(下記リンクよりダウンロードできます)
北オホーツク農業担い手対策協議会 (PDFファイル: 2.9MB)
株式会社Farm to-mo(オホーツク管内初となる研修機能付き大型生産牧場)
新規就農研修生の受け入れ
- 研修期間は概ね3年間。本人の経歴や技量により異なりますが、基本1年間はFarm to-moで研修を行います。
- 研修生1名あたり月額20万円を支給(夫婦の場合1組あたり月額40万円を支給)
農業体験実習生の受け入れ
- 短期(1か月以内)…JA宿泊研修施設(個室)、宿泊先から実習先までの通いの車両を無料で貸与、実習手当として日額2,000円を支給(自炊の場合別途日額1,500円を支給)、交通費実費支給(上限20,000円)
- 長期(1か月以上)…JA宿泊研修施設(個室)、宿泊先から実習先までの通いの車両を無料で貸与、実習手当として実習期間6か月未満は日額4,000円、7か月以上は日額5,000円を支給、交通費実費支給(実習期間1か月以上6か月未満は上限20,000円、6か月以上1年未満は上限40,000円、1年以上は上限50,000円)

株式会社Farm to-mo(下記リンクよりダウンロードできます)
株式会社Farm to-mo (PDFファイル: 7.2MB)
酪農ヘルパー

酪農ヘルパーとは、酪農家が休日を取得できるように、代わりに搾乳やエサやりなどをはじめとした牧場内の様々な仕事をする人のことです。
酪農ヘルパーは、一人で複数の牧場を担当することになるので、多くの知識や技術に触れられる、酪農家との人脈作りができるなど、将来的に新規就農を検討している方の酪農への入口としておすすめです。
応募・お問い合わせは下記リンク先をご確認ください。
雄武町酪農振興会
住所:北海道紋別郡雄武町雄武870-11
電話番号:0158-84-2311
更新日:2024年08月08日