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暴風雪に備える

更新日:2022年12月22日

 平成25年3月2日に低気圧が急速に発達しながら北海道地方を通過し、全道で暴風雪となりました。晴天からの暴風雪への天気の急変や、ホワイトアウト等により、全道で9名の方が亡くなられました。

 暴風雪による被害の特徴は、以下のようなものがあります。

  1. 吹きだまり
    車の運転が大変危険となり、積雪が20センチ程度で発進できなくなる場合があります。
    住宅では、FF式暖房機等の給排気口が塞がれると、一酸化炭素中毒を起こす危険性があります。また、玄関が雪で塞がれて開かなくなることがあります。
  2. 暴風や視界不良により歩行困難
    強い風でまっすぐに歩くことが困難になります。
    また、雪で数メートル先も見えなくなり、方向感覚を失って自分の位置がわからなくなります。
    車からは視界不良により歩行者が見えにくくなるため、交通事故の危険性も高まります。
    体温が奪われて低体温症になる恐れがあります。
  3. 暴風により飛散物
    看板や屋根などが飛んでくることがあります。
  4. 停電
    電線着雪や強風、飛散物等により電線が切れるなどして停電が発生し、照明や暖房が使えなくなることがあります。
    天気が回復するまで復旧作業が行えず、停電が長期化することがあります。

 暴風雪による被害は、晴天から悪天へと天気が急変した時に、特に多く発生していますので、暴風雪による被害にあわないために、以下の事に注意しましょう。

  1. テレビやラジオなどで悪天が予想されていることを知った時には、今の天気が良くても油断することなく、最新の気象情報や道路情報を事前に確認しましょう。
  2. 暴風雪が予想されている時は、無理をせず外出を避けましょう。
    気象台が発表する気象情報に「数年に一度の猛吹雪」「外出は控えてください」が含まれている時は、厳重に警戒してください

 また、日頃から暴風雪に備えることも大切ですので、各家庭の備えを一度確認してみてください。

暴風雪への備えについて書かれたイラスト付きの注意文

問い合わせ先

網走地方気象台(電話番号:0152-43-4349)

この記事に関するお問い合わせ先

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〒098-1792 北海道紋別郡雄武町本町
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