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平成30年度政策提案を審査しました

更新日:2022年04月07日

  雄武町では本年度から「第6期雄武町総合計画」がスタートしたところでありますが、より効果的に計画を推進していくため、町民皆様から幅広い分野における「まちづくり」の政策提案を募集したところ、3名の方から4件の提案がありました。このたび、雄武町公募政策審査会にて慎重に審査した結果、次のとおりとなりましたので、お知らせします。
 

【提案1】 サービス付き高齢者施設の早期の建設について(提案者:町民80代男性) 採用(参考意見)
  サービス付き高齢者施設の早期の建設については、町として町民ニーズの把握は勿論のこと、施設機能や運営形態、規模、更にはサービス提供に係る人的確保等、現状において整理・検討すべき課題が多いと認識しており、施設の早期建設まで到達できるか現状としては、不透明な状況にありますが、ご提案内容を参考とさせていただき、今後も検討・協議を進めたいと考えております。

【提案2】 人口減少対策税の新設について(提案者:町民80代男性) 不採用(参考意見)
  人口減少対策税の新設については、現行の都市計画税は、下水道や都市公園等の維持管理や整備に対する目的税として確保されるべき財源との認識であり、「人口減少対策」と「都市計画税の廃止と代替税の創設」を関連づけるには、施策内容を深く議論し、町民理解や各種手続きが必要となることから、見える形での「税」として集める必要性は低いと考えております。しかしながら、まちづくりの視点から「人口減少対策」は、引き続き、推進しなければならない重要課題と認識しておりますので、今後の人口減少対策の参考となる貴重なご意見として受け止めさせていただきます。

【提案3】 雄武町負の遺産改修事業について(提案者:町民60代男性) 不採用
  町道宮の森1号線の整備については「おうむ21世紀まちづくり構想」に基づき、平成7年から平成11年まで整備を行いましたが、当時、本路線計画の終点部に計画されておりました「自然観察園」、「自然体験学習センター」の整備が中止されたことから、整備延長を変更し、現終点までで整備完了とした経緯があり、町としては費用対効果の面からも、町民からニーズの多い従来の町道等の生活道路の整備充実が優先されると判断しております。

【提案4】 遊休施設の有効活用と町施設等の利用活性化事業について(提案者:町民60代男性) 採用(参考意見)
  遊休施設の有効活用と町施設等の利用活性化については、今般、観光マスタープランを策定したところであり、この観光マスタープランをもとに「観光によるまちづくり」を実践すべく、関係団体と協働・連携して関連施策を着実に進めていくこととしていることから、ご提案内容を参考とさせていただき、今後、観光協会等の関係団体や観光マスタープラン推進委員会と協議しながら、実現の可能性について検討を進めたいと考えております。


  町では、「住民と行政の協働によるまちづくりの推進」を目指して、審議会等委員への公募制導入、政策等への意見公募(パブリックコメント)制度の導入などに取り組んできたほか、行政情報の積極的な広報を心がけております。今後とも町政運営に関しましては、住民と行政が共に考え、共に創るまちを築くため、取り組みを進めてまいりますので、ご協力いただきますようお願いいたします。

この記事に関するお問い合わせ先

総合政策課
〒098-1792 北海道紋別郡雄武町本町
電話番号:0158-84-2121
ファックス:0158-84-2844
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