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令和3年度政策提案を審査しました

更新日:2022年04月07日

 雄武町では平成30年度から「第6期雄武町総合計画」がスタートしたところですが、より効果的に計画を推進していくため、町民の皆さまから幅広い分野における「まちづくり」の政策提案を募集したところ、1名の方から1件の提案がありました。
 このたび、雄武町公募政策審査会にて慎重に審査した結果、次のとおりとなりましたので、お知らせします。

【提案1】産業用大型ドローンの導入及び活用

提案内容

事業名

産業用大型ドローンの導入及び活用

事業の目的

極めて小範囲な災害が発生した場合は、各方面から集中して応援も得られますが、広範囲の市町村に及ぶような被害に至ったとき、自助努力でしか難局を切り抜けられなくなることから、産業用大型ドローンを導入し活用することにより初期段階での対応を可能とする。

事業の内容

産業用大型ドローンに赤外線熱センサー等を組み込むことで、出火地帯の特定など初期対応を行う。また、山火事以外でも海上事故や山岳事故、ヒグマの人家周辺出没等にも活用する。

事業費及び積算内訳(概算)

多額の予算が必要になるほか、操縦者の育成、飛行許可に係る事前申請等も必要になる可能性もあります。

期待する事業効果

山火事の際に、遠方の大型ヘリコプターを依頼しなくても早期に初期対応が可能となる。また、山火事以外にも海上事故や山岳事故、ヒグマの人家周辺出没等に役立てることができる。

審査結果

不採用(参考意見)

ドローンについては、近年、災害現場や農業分野などにおいて年々普及してきておりますが、産業用の大型機種については導入及び運用にあたり多額の費用が必要となるほか、専門的な組織体制の整備や高度な技術者の確保・育成・事故等のリスク管理などの課題があることから、本町の単独施策として実施することは現時点において困難であると考えております。
しかしながら、消防活動における初動対応や災害現場における状況確認、山間部での要救助者の検索など、ドローンを導入する必要性は高いものと認識しております。
つきましては、「産業用の大型機種」や「災害対策」に特定した視点ではなく、今後の政策課題の解決にあたり多角的な視点で検討し、提出していただいた提案についても検討にあたっての貴重なご意見とさせていただきたいと考えております。

備考

 雄武町では、「住民と行政の協働によるまちづくりの推進」を目指し、審議会等委員への公募制導入、政策等への意見公募(パブリックコメント)制度の導入などに取り組んできたほか、行政情報の積極的な広報を心がけています。
 今後とも町政運営に関しましては、住民と行政が共に考え、共に創るまちを築くため、取り組みを進めていきますので、ご協力いただきますようお願いいたします。

この記事に関するお問い合わせ先

総合政策課
〒098-1792 北海道紋別郡雄武町本町
電話番号:0158-84-2121
ファックス:0158-84-2844
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